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読書記録と忘備録

ゼロから簿記2級に1ヶ月で合格する勉強法のメモ

 

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こんにちはBayareadです。

 

先日第135回の日商簿記検定試験の合格発表があったようですね。

就職活動を控えて、簿記2級に挑んでいた友人達のツイートが流れてきました。

 

私は去年(2012年)、日商簿記2級に合格したのですが、友人や後輩から効率の良い簿記の勉強法を聞かれる事が度々あったので、今から簿記を勉強しようと考えている方向けのメモを書いてみます。

 

受験のきっかけ

 

学部2年の時に何か資格を取ろう!と思い立って手をつけたのが簿記でした。

就職活動の際に何か使える資格でも取っておくかー、ということで安易に簿記を選択。

3級は持っていてもあまりインパクトはないそうですし、なにより3級を持っていなくても2級の受験が可能だということで2級の受験に挑戦しました。

簿記会計に関する前提知識はほとんどありませんでしたが、結果的に1ヶ月程度の期間で合格することができました。

  

簿記を学ぶと何かいい事がある?

 

僕自身は経済専攻なので、授業の専門性が増すごとに簿記の有り難みを感じてきました。というのも簿記を学ぶ事で、企業とおカネに関するイメージが掴みやすくなるからです。おカネの流れを感じるセンスを身につける上で、簿記を学ぶ事は非常に有用です。文系の学生でしたらもちろん身に付けるべきですし、理系の方でも取得しておいて損はありません。

また、文系の学生で就職活動を考えている方でしたら、「会社を選ぶときは財務諸表を読め」と指導教官から言われた経験がある方も多いのではないでしょうか。

自分で財務諸表を読み、企業の経営状況を判断するには簿記会計のスキルが必要です。

大学生協の就活コーナーに置かれている「この先10年で潰れる企業・残る企業!!」のようなアホ臭い本を読んで四季報に付箋を貼っているヒマがあるのならば、自分で財務諸表を読みましょう。ネット上に溢れるソースもないような企業評価を参考にするのは辞めましょうね。簿記2級程度の知識と、会計学の新書を数冊読めば、ある程度は財務諸表が読めます。

 

もし、あなたが経済又は経営学部の学生で、この文章を読んで「財務諸表?へー?」なんて感想が出たのであれば危機感を抱くべきです。あなたが現実の経済に全く興味がないのであれば、簿記なんて知らなくても結構ですが、仮に経済学部の出身で、社会人として働いていくつもりがあるならば簿記”程度”は持っていて当然のスキルです。

 

具体的な勉強法 

 

さてここからは具体的な勉強法について。

私が使ったのは以下のテキストたちです。(一応新版を貼っておきました)

 

必要なテキストたち

スッキリわかる 日商簿記3級 第5版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ)

スッキリわかる 日商簿記2級 商業簿記 第5版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ)

スッキリわかる 日商簿記2級 工業簿記 第3版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ)

合格するための過去問題集 日商簿記2級 '13年11月検定対策 (よくわかる簿記シリーズ)

135回検定対策 出題パターンでマスター過去問題集 日商簿記2級

 

「サクッと受かる」シリーズのテキストも人気がありますが、僕は「スッキリわかる」のほうが好みでした。

僕の勉強法は「基礎だけ軽くおさえて、あとは実戦」なので、イメージが多様されており、簿記の概念をガッチリと掴む事ができるこのテキストが適しています。

 

勉強時間ですが、1日2時間〜4時間、1ヶ月で合計100時間程の学習時間でした。

効率を上げるためにストップウオッチで時間を測る→30分勉強→15分休憩のサイクルを組んでメリハリをつけて勉強を行っていました。

 

勉強のスケジュールについては以下。

 

過去問を1度眺める

簿記3級テキストを3回通読

簿記2級テキスト(商業・工業)を各3回通読

ひたすら過去問を回す

 

シンプルですがこれが私の勉強法です。

 

まず最初に過去問を読んでみましょう。

最初は設問が何を問いかけているのか全く分からないはずです。

解答を見たりする必要はありません、おおまかに概念を掴みましょう。

 

次に最初の1週間で通読を終わらせます。

概念を噛み砕いて、具体的にイメージしつつ読み込んでいきましょう。

 

残りの3週間はひたすら過去問です。

通読でしっかりイメージが掴めていれば、おそらく最初に見た時とは全く違う世界が広がっているはずです。全く未知の世界だった簿記の問題に、うっすらと進むべき道筋が見えるはずです。

あとはトライ・アンド・エラーを繰り返して、身体に簿記の概念を叩き込んでいきましょう。

 

簿記の問題形式は結構クセがあり、テキストでの勉強だけでは実際の試験を受けた時にパニックになる可能性があります。

実際に過去問を解きながら、テキストを辞書代わりにして学習しましょう。

過去問マラソンしているうちに問題のパターンが見えてきます。

 

本番に備えて

 

過去問を解く際に電卓を使う練習をしておきましょう。

そんなに速く打てる必要はありませんが、慣れておきましょう。

 

おそらく当日の会場では、日常的に電卓を使っている社会人受験者の方々の電卓さばきに驚くはずです。皆さん親の仇のように電卓を連打していました。

 


第十一屆日本電子計算機大賽- YouTube

(イメージとしてはこんな感じ)

 

電卓について

 

電卓は持参の必要があります。

安いものでは1000円台、高いものは数万円台とピンキリです。

1万円もするような電卓を買う必要はありません。

叩きやすく見やすければOKです。 

 

CASIO ジャスト型電卓 検算タイプ12桁 JS-20WK

CASIO ジャスト型電卓 検算タイプ12桁 JS-20WK

 

 

 私はこの電卓を使いました。淡い色使いが気に入っています。

簿記や税理士試験の受験者の方々に愛用されているそうです。

やる気を出すのと、将来的にも使うことを考えて多少奮発しました。

 

おわりに

 

簿記2級の合格の目安とされている勉強時間は200時間〜300時間だそうです。

確かに、基礎を丁寧に抑えるのにかかる時間はそのぐらいだと思います。

私の場合試験日まで時間がなかったため、過去問を解きまくる方法を取りました。

個人的に数ヶ月だらだらと勉強するのは好きではないので、短期集中でスパッと取る方法を取りましたが、時間がある方であれば、のんびりと基礎を固めつつ取得されるのも良いかと思います。(時間が余っている文系学生を除く!)